こんにちは、なちです。
以前、
「SEKIROの映画が観たい。でも中野まで行くのがめんどくさい。」
という話を書きました。
その記事を書いている途中で、
「あれ? 池袋でもやってるじゃん」
ということに気づき。
じゃあシルバーウィークに池袋まで観に行ってきます。
――というところで終わったんですが。
新宿にいきました。
池袋に行くんじゃなかったのか
いや、池袋で観るつもりだったんですよ。
朝起きて、家のことして、8時過ぎに上映スケジュールを調べたら。
朝の7:55からか、18時過ぎから。
……時間が合わない。
朝のなんてもう始まってるし、チケット販売も終わってる。
18時すぎのやつは予定が合わない。
一方、新宿バルト9では10:30からの上映があって、確認したらギリギリ席も残ってる。
これはもう、新宿に行くしかないなと。
中野まで行くのめんどくさい。
池袋なら行けるじゃん。
と言っていた人間が、最終的に新宿まで来ました。
そんなことある?

最前列でした
ギリギリでも席が残っていてよかった。
よかったんですけど。
最前列でした。
近い。
とにかくスクリーンが近い。
見上げる角度。
そしてSEKIROなので、剣戟がすごい。
めちゃくちゃ迫力ある。
映画館で観てよかった!!
……首は痛い。
最前列なので。
でも、首が痛くなったことまで含めても、映画館まで来てよかったと思いました。
やっぱり大きなスクリーンと映画館の音で観る剣戟はいい。
そもそも今回わざわざ映画館まで来たかった理由が、
「SEKIROの剣戟を大画面で観たい」
だったので。
これは大満足でした。
わたしはSEKIRO実況視聴勢です
ちなみにわたし、SEKIROを自力でプレイしたことはありません。
ゲーム実況視聴勢です。
なので、SEKIROについてまったく知らないわけではない。
ストーリーもある程度知ってるし、葦名の事情も、狼殿と九郎様の関係も知ってる。
仙峯寺みたいな知っている場所が出てくると、
「あ、ここ知ってる」
となる。
知っている場面やキャラクターが出てくるのも楽しい。
でも、自分でゲームをプレイしたわけではないので、
「名前は知っておりますが、ほぼ初見ですね」
みたいなキャラクターもいたりする。
このあたりの知識の入り方が、たぶん自力でプレイした人とはちょっと違うんでしょうね。
鬼刑部殿が出てきたときも、
「あ、この人か!」
となりました。
別のフロムゲーの実況で、この人を元ネタにした呼び方をされている敵がいて。
わたしの中では、そっち経由で先に知っていたんですよね。
実況を見ていると、こういう妙なところから知識が繋がることがあります。
知っている葦名が、ちゃんと生きていた
映画は、わりと駆け足で九郎様生存ENDまでをなぞっていく感じでした。
SEKIROを知らなくても楽しめるとは思う。
でも、ゲームのストーリーや葦名の事情、狼殿と九郎様の関係を知っていると、より楽しめる作品なんじゃないかなと思います。
その中で印象に残ったのが、
みんな、生きてるなあ。
ということでした。
死なずの半兵衛も。
仏師殿も。
エマ殿も。
弦一郎殿も。
義父殿も。
一心様も。
村の人たちも。
もちろんゲームの中でもみんな生きているんだけど。
映画として動いて、喋って、その場所で暮らしている姿を観ていると、
「ああ、この人たちはみんな葦名で生きてるんだな」
という感じがしたんですよね。
実況で見て、知っているはずの場所。
知っているはずの人たち。
それが映画館のスクリーンで観ると、またちょっと違って見えました。
一番盛り上がったのは、弦一郎殿から一心様
個人的に一番盛り上がったのは、弦一郎殿との戦いから一心様との戦いにかけて。
やっぱり剣戟がかっこいい。
大画面で観たかったのはこれですよ。
そして一心様と狼殿、九郎様の問答。
ここも考えさせられました。
あのやりとりを経て、
九郎様は生きることを選んだんだな。
と思ったんですよね。
だからこそ、そのあとのラストが心に残りました。
一番心に残ったのは、静かな水辺だった
映画館で一番盛り上がったのは、剣戟でした。
でも、観終わったあと一番心に残っているのは、最後の静かな場面です。
凪いだ水辺。
九郎様が草笛を水に捧げる。
草笛が、ゆっくり水の中へ沈んでいく。
画面に映っているのは、その様子だけ。
九郎様と狼殿のやりとりは、声だけで聞こえてきます。
狼殿を介錯するところは映りません。
でも。
音と声だけで、
九郎様は狼殿を介錯したんだな。
とわかる。
そこを直接見せないのが、また。
九郎様は、生きることを選んだ。
狼殿に生かされた命で、これから人として生きていくんだろうなと思いました。
そしていつか。
九郎様も人として最期まで生きて、その生を終える日が来たら。
そのときは、狼殿のところへ行くんだろうな。
そんなことを考えながら、沈んでいく草笛から狼殿の墓参り、スタッフロールまでを見ていました。
でも二人で茶屋を開く未来はないんですか
……という感じで、しんみりしていたんですが。
同時に思いました。
なんで二人で生きて、茶屋を開く未来はないんですかー!!
竜胤の問題をどうにかして。
いろいろあったけど二人とも生き残って。
どこかで小さな茶屋でも開いて。
九郎様がお茶を淹れて、狼殿が隣にいて。
そんな余生があってもいいじゃないですか。
ダメですか。
ダメなんですね。
フロムですもんね。
結局、新宿まで行ってよかった
中野まで行くのはめんどくさいと言っていたのに。
池袋で観ようと思ったら時間が合わなくて。
最終的には新宿まで来て。
ギリギリ残っていた最前列の席で観て。
首を痛くして帰ることになりました。
でも。
観に来てよかったです。
知っている葦名を大きなスクリーンで観られたことも。
剣戟の迫力も。
みんながそこで生きているように感じられたことも。
そして、静かな水辺のラストも。
一回観ただけなので、細かいところはもうすでにぼんやりしています。
たぶん見落としているものもいっぱいある。
だからこれは、映画を細かく語る感想というより。
2026年9月19日。
SEKIROを実況で知っているわたしが、映画館まで観に行って、
「映画館で観てよかったなあ」
と思って帰ってきた日の記録です。
そして最後にもう一度だけ。
二人で茶屋を開くENDが見たかったとも思うんですよ。
おのれフロム。(褒めてる)


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