
こんにちは。
自由を育てる魔女、青山奈都です。
いきなりですが、あなたは手帳は使っていますか?
- 予定を忘れないため。
- やることを整理するため。
- 毎日を少しでもスムーズに回すため。
手帳といえば、こういったスケジュール管理やTODO管理をするものと思っている人が多いと思います。
でも、手帳の使い方はそれだけではありません。
手帳は、ただ予定を書くためのものではなくて、自分がどんなふうに生きたいのかを何度でも思い出すための場所です。
忙しい日々の中にいると、目の前のやることをこなすだけで1日が終わってしまい、やりたかったことが何ひとつ出来ていないということがあります。
本当にやりたいことや、立ち止まって考えたいことがあっても、気づけば後回しになってしまっている。
「わたしはどうしたいんだろう」
「本当は、どんな毎日を生きたいんだろう」
そんな自分への問いすら、流れていってしまいやすいんですよね。
だからこそ、わたしは手帳を活用しています。
予定やTODOを書くだけではなく、目標を書くために。心が動いたことを残すために。大切にしたい価値観や大事な行動を忘れないために。
そして、自分の人生を”なんとなく”ではなく、自分の意思で選び取っていくために。
どんな手帳でも使えますが、自分の思想・行動に手帳を合わせるのに向いているのが、システム手帳です。
システム手帳は、バインダーと呼ばれるものに、リフィルと呼ばれる中身を入れて使うものなので、中身を自分に合わせて自由に入れ替えられます。
必要なものを足して、いらなくなったものは外して、その時々の自分に合わせて変えていくことができます。
自分の成長や変化に合わせて、手帳の中身も変えていくことができる。
だから、最初から完璧な手帳を作る必要はありません。
今の自分に必要な形から始めて、少しずつ育てていけばいい。
でも、いざ選ぼうとすると迷ってしまいますよね。
- サイズはどれがいいんだろう。
- リング径って何を基準に選べばいいんだろう。
- 持ち歩きやすさを優先するべきか、書きやすさを優先するべきか。
この記事では、そんなふうに悩む初心者さんに向けて、システム手帳のサイズやリング径の違いを、「自分らしく生きるための手帳選び」という視点からお話ししていきます。
ただ使いやすい1冊ではなく、これからのあなたの人生に寄り添ってくれる1冊を見つけるためのヒントになれば嬉しいです。
システム手帳は、「人生を整えるための器」になる
システム手帳の魅力は、予定を書けることだけではありません。
たとえば、今日やること、今月の目標、理想の暮らし、大切にしたい言葉、気づいたこと、お金の流れ、体調や感情の波、叶えたい未来。
そんなふうに、自分の人生にまつわるものをひとつの場所に集めていけることが、システム手帳の大きな魅力です。
頭の中だけで考えていると、思いはすぐにぼやけてしまいます。
けれど、書けば残る。
残れば見返せる。
見返せば、「ああ、わたしはこう生きたかったんだ」と思い出せる。
人は、意識していないとすぐに日常に流されてしまいます。
だからこそ、自分の願いや理想を目に見える場所に置いておくことには意味があるのです。
そう考えると、手帳は単なる予定管理ツールではなく、人生の軸を見失わないための拠点になってくれるんです。
そして、その拠点を自分に合う形で育てていけるのが、システム手帳です。
システム手帳のサイズと特徴
システム手帳にはいくつかの定番サイズがあります。
どれを選べばいいかは、単純に「大きい・小さい」で決まるものではありません。
大切なのは、どこで使いたいか、どれくらい書きたいか、何をこの手帳に預けたいかです。
「予定だけ管理できればいい」のか、「人生設計やログまで全部ひとつに入れたい」のか。
その違いで、選ぶべきサイズは変わってきます。
Micro5(M5)
とても小さくて軽やかなサイズです。
ポケットや小さなバッグにも入れやすく、必要なときにすっと取り出せるのが魅力です。
予定確認やメモ、ToDoなど、必要最低限を持ち歩きたい人にはとても向いています。
暮らしの中でひらめいたことを逃さず書き留めたい。
外出先でも、自分の思考や予定を手元に置いておきたい。
そんな人にとって、M5は軽やかな相棒になってくれます。
ただし、書ける量はどうしても限られます。
「人生を丸ごとここに入れたい」というより、日常の中で自分の軸を見失わないためのミニマムな拠点として使うイメージです。
Mini6(M6)
M5より少し大きく、持ち歩きやすさと書きやすさのバランスが取れたサイズです。
コンパクトではあるけれど、M5よりは少し余白がある。
その「少しの余白」があるだけで、手帳の使い心地はかなり変わります。
予定だけでなく、短いメモや小さな振り返りも書いていきたい。
でも、大きすぎる手帳はちょっと負担。
そんな人にとって、M6はちょうどいいサイズ感になりやすいです。
“ちゃんと使いたいけれど、気負いたくはない”。
そんな人にやさしい1冊です。
バイブルサイズ
システム手帳の定番といわれるサイズです。
迷ったらまず候補に入るのが、このバイブルサイズ。
リフィルの種類が豊富で、予定管理、タスク管理、メモ、家計簿、ライフログなど、用途を広げやすいのが魅力です。
持ち歩きやすさと書きやすさのバランスもよく、まさに“育てやすい”サイズです。
最初は予定とToDoだけだったとしても、使っていくうちに「こういうことも書きたい」「これも挟んでおきたい」「自分なりの使い方を作っていきたい」と思うことがあります。
バイブルサイズは、そういう変化を受け止めやすい器です。
「人生を整える手帳」を初めて作るなら、かなり心強いサイズだと思います。
HB×WA5
少し個性的で、好きな人はとても好きなサイズです。
横に広く書けるので、視界が開ける感じがあります。
思考を広げながら書きたい人や、ひとつのページの中でいろいろ整理したい人に向いています。
ただし、リフィルの種類は定番サイズほど多くありません。
万人向けというより、「手帳にしっかり自分の世界を作っていきたい人」に向いている印象です。
A5サイズ
システム手帳の中では最大のサイズです。
書くスペースが広く、思考整理や記録、ライフデザインにとても向いています。
理想の暮らしを書き出したい。
目標を言語化したい。
感情の動きや気づきを残したい。
学びや読書記録も入れたい。
そんなふうに、予定管理を超えて、自分の人生そのものを見つめるために手帳を使いたい人には、とても相性がいいサイズです。
持ち歩きには少し重たさがありますが、そのぶん、家でじっくり向き合う時間を持つにはぴったりです。
「自分と向き合うための聖域」としての手帳を作りたいなら、A5はかなり魅力的です。
リング径って何? 選び方のポイント
システム手帳を選ぶとき、サイズと同じくらい大切なのがリング径です。
リング径とは、手帳のリング部分の内側の直径のことをいいます。
この数字が大きいほど、たくさんのリフィルを挟むことができます。
つまりリング径は、「この手帳に、どれだけの自分を入れておきたいか」に関わってくる部分なんです。
予定だけなら、そこまで大きなリングは必要ないかもしれません。
でも、目標、ライフログ、思考整理、理想の暮らし、お金のこと、体調のこと……と、人生に関わるものをひとつに集めたくなると、ある程度の収納力が必要になります。
一方で、たくさん入るほど手帳は重くなる。
だからこそ、ただ大きいものを選べばいいわけではありません。
大切なのは、自分がどんなふうに手帳と付き合いたいかです。
リング径ごとの目安
ここではリング径ごとに、どんな人に向くかを見ていきましょう。
11〜13mm前後
約60〜80枚程度のリフィルを収納可能です。
薄くて軽く、持ち歩きやすく、必要な情報を厳選して持ちたい人向けです。
このサイズ感は、身軽さを大事にしたい人に向いています。
何でもかんでも詰め込むのではなく、「今の自分に必要なものだけを持つ」感覚です。
16〜20mm前後
約100〜130枚程度のリフィルを収納可能です。
収納力と扱いやすさのバランスがよく、初めての1冊にもおすすめです。
予定やタスクに加えて、少しずつ自分の記録も増やしていきたい。
そんな人には、このくらいのリング径が使いやすいことが多いです。
25mm以上
150枚以上収納できることもあります。
たっぷり入るぶん、そのぶん重くなりやすいサイズです。
このサイズになると、かなり多くの情報をひとつにまとめられます。
まさに「人生の母艦」として使える大きさです。
ただ、そのぶん気軽さは減ります。持ち歩きたいのか、家でじっくり使いたいのかを考えながら選ぶのが大切です。
リング径の選び方は、「どれだけ人生をこの1冊に預けたいか」で考える
外出先で、自分の軸を軽やかに持ち歩きたいなら
小さめのリング径がおすすめです。
必要な予定、必要なメモ、必要な指針。
全部ではなくても、今の自分に必要なものを厳選して持てるのが魅力です。
身軽であることは、続けやすさにもつながります。
「書くことを習慣にしたい」最初の一歩としても悪くありません。
毎日しっかり使って、自分の暮らしを整えたいなら
16〜20mm前後の中間サイズが安心です。
予定だけではなく、メモやログも少しずつ増やしていける。
でも、まだ重すぎない。
このバランスのよさは、はじめて手帳を育てる人にとって大きな助けになります。
人生設計や内省まで、ひとつにまとめたいなら
25mm以上の大きめリングも候補に入ります。
理想の暮らし。目標。記録。感情。お金。習慣。未来の設計図。
そういうものをひとつの場所に集めて、「わたしの人生の拠点」を作りたいなら、大きめリングはとても心強いです。
ただし、当然ながら重くなります。
わたし自身、リング径30mmのバイブルサイズを使っていますが、手帳ひとつで鞄の存在感がだいぶ変わります。

だから、理想だけで選ぶのではなく、本当に自分が続けられるかも、ちゃんと大事にしてあげてください。
リング径選びでよくある失敗
見た目だけで選んで、あとから足りなくなる
システム手帳は自由度が高いぶん、使い始めると書きたいことが増えやすいです。
予定だけのつもりだったのに、気づきも書きたくなる。目標も入れたくなる。理想の暮らしもまとめたくなる。
それはとても自然なことです。
むしろ、自分の人生にちゃんと向き合おうとし始めた証かもしれません。
だから、実際に購入する前に「これも書きたくなりそう」という予感があるなら、少し余裕のあるリング径を選んでおくと安心です。
たっぷり入るものを選んだら、重くて使わなくなる
逆に、「全部まとめたい」と思って大きなリング径を選んだ結果、重くて開かなくなることもあります。
特にバインダーのサイズが大きいと、リング径の大きさと相まって、手帳がものすごく重くなります。
特にA5サイズのバインダーと30mmのリング径の組み合わせは、重さが1kgになることも。
どんなに理想的でも、使わなくなってしまったら意味がありません。
手帳は、生活の中で無理なく開けることが何より大事です。
人生を整える道具だからこそ、気合いだけで続けるものではなく、自然と手が伸びる形を選ぶといいと思います。
はじめてなら「16mm前後」が使いやすくて万能
「まずは1冊持ってみたい」
「予定管理だけじゃなく、少しずつ自分のことも書いてみたい」
そんな人には、16mm前後のリング径がとても使いやすいです。
多すぎず、少なすぎず。持ち歩きにも、家で使うにも、バランスが取りやすい。最初の1冊として、ちょうどいい余白があります。
最初から完璧な“運命の1冊”を選ぼうとしなくても大丈夫です。
むしろ最初の1冊は、「わたしは何を手帳に預けたいのか」を知るための1冊くらいに考えていい。
使っていくうちに、「わたしはもっと書きたいんだな」「もっとコンパクトなほうが合うな」「ログや理想もまとめたくなってきたな」そんなふうに、自分の輪郭が少しずつ見えてきます。
手帳選びは、自分を知る過程でもあるのです。
用途別・おすすめサイズの選び方
バッグにすっきり収めたい・身軽に持ち歩きたい
おすすめサイズはM5、M6
必要なものだけを持ち歩いて、日常の中でさっと開きたい人向けです。
- 外出先でひらめきを逃したくない。
- 予定やToDoを身軽に管理したい。
- 手帳を「日常に溶け込む相棒」にしたい。
そんな人に向いています。
“重くないこと”は、それだけで大きな魅力です。習慣として手帳を続けたい人には、とても大事な条件だったりします。
初めての1冊として、しっかり使いたい
おすすめサイズはバイブルサイズ
予定、タスク、メモ、ちょっとした記録。
そういうものを、ひとまずひとつにまとめてみたい人にぴったりです。
- 予定だけでなく、考えたことも書きたい。
- 仕事も暮らしも、少しずつ整えたい。
- 自分らしい手帳の使い方を育てていきたい。
そんな人に向いています。
「人生を整える手帳」を始める最初の1冊として、とても優秀なサイズです。
おうちでしっかり書きたい/趣味や学びにも使いたい
おすすめサイズはHB×WA5、A5
じっくり書きたい人には、大きめサイズが向いています。
- 自分と向き合う時間を持ちたい。
- 理想の暮らしや人生設計を書きたい。
- 勉強、読書、記録もまとめたい。
そんな人に向いています。
このサイズ感は、ただ管理するための手帳というより、自分の思考や願いを育てるための場所にしやすいです。
推し活や趣味記録、グッズ収納に使いたい
おすすめサイズはM5・M6(持ち歩き用)、A5(保存用)
好きなものを記録することも、自分らしく生きることのひとつです。
- イベント予定を管理したい。
- 思い出や記録を残したい。
- 好きな世界を1冊に閉じ込めたい。
そんな人に向いています。
「好き」を手帳に残していくことは、日々の幸福を見える形にしていくことでもあります。
家計管理やライフログをしっかり記録したい
おすすめサイズはバイブルサイズ、A5サイズ
暮らしを整えたい人には、ある程度書くスペースがあるサイズが向いています。
- お金の流れを把握したい。
- 気分や体調の波を記録したい。
- 習慣や生活を見直したい。
そんな人に向いています。
手帳に残すのは、数字だけでなくていいんです。
「今日は疲れていた」
「この買い物は満足感が高かった」
「こういう日は気分が落ちやすい」
そんな細やかな記録が積み重なることで、自分の扱い方が少しずつわかってくることがあります。
それは、人生を自分らしく生きるうえで、とても大切なことだと思います。
“続けたくなる1冊”は、“自分らしく生きるための味方”になる
システム手帳は、ただ予定を管理するための道具ではありません。
自分の毎日を整えて、理想を見失わないようにして、今の自分と、これからの自分をつないでいくためのものです。
この記事でお伝えしたかったのは、どのサイズやリング径が正解かは、人それぞれ違うということです。
身軽さが必要な人もいれば、たっぷり書ける安心感が必要な人もいる。
外で使いたい人もいれば、家でじっくり向き合いたい人もいる。
正解は、誰かの中にあるものではなく、あなたの暮らしの中にあります。
そして、システム手帳のいいところは、その時々の自分に合わせて変えていけること。
今の自分に必要な形から始めて、少しずつ育てていけることです。
予定。
目標。
気づき。
感情。
理想の未来。
そういうものを手帳に書き留めて、見返して、整えていく。
その積み重ねはきっと、“なんとなく過ぎていく毎日”を、“自分で選んで生きる毎日”に変えていく力になります。
だからこそ、最初の1冊に必要なのは、完璧さではありません。
「この手帳となら、これからのわたしを育てていけそう」
そんなふうに思えること。
まずは、心が少し動く1冊を選んでみてください。
サイズが決まったら、次は『何を中に入れるか(リフィル)』ですね。
それはまた、別の記事でお話しします。
その1冊が、あなたの毎日を整える拠点になって、あなたがあなたの人生を、自分らしく生きていくための味方になってくれますように。
